前半にミサブレヴィスの1,2曲目、4声のアヴェ・マリア、スタバトマーテルの1,2曲目を、後半は上田先生のご指導で、続きの3曲目以降(3,6,9,10曲)と祈りの時を練習しました。10月の長崎公演ではStabat Materのソロ、児童合唱部分の大半をコーラスが担当します。Sop、Altはソロパートも練習して慣れましょう。
◆ミサブレヴィス
「Kyrie」・歌い出しのアルトは安定してきているが、3拍目のKyrieの最後で若干音が下がりやすい、語尾までよく息をはこんで。
・【B】Christeの語頭の子音がよく聞こえません。1拍目には<i>の母音が鳴るよう子音のタイミング気をつけて。(ただしベースは早すぎないように)
・【C】32小節~ソプラノ2は積極的に歌いましょう。
「Gloria」・【C】Tuttiの箇所からgloria tuamのロングトーンまでフレーズを大きくとらえ、フレーズの最後までテンションを保って。
◆Stabat Mater
2曲目:28小節のアルト、終止の〈C♯〉は大事な音、ディクレシェンドしても埋もれないように。39小節の “gladius”は子音のタイミングまで合わせて4声の一体感を。
3曲目:女声はソロパートも練習しておきましょう。(【I】のソロは除く)
Sopは1オクターブの跳躍箇所、Altは合唱とソロで旋律が異なるので要練習。特に【G】後半の音域が一気に上がる箇所。
6曲目:児童合唱パートも合唱が担当します。(長崎公演に向けて)
9→10曲目:譜めくりは10曲目に入ってから静かに行うように。
●上田先生より
マスクを着用しての歌唱は、いっそう言葉が不明瞭になりがちです。これまで以上に子音をしっかり発音して歌ってください。
(今後の公演に向けて・・・)
・家でもマスクを着用して歌うことに慣れておきましょう。
・レクイエムプロジェクトのHPで他の地域の練習内容を確認できます。広島、長崎の練習コメントもみておくように。
●本宮より
マスクを着けて歌うのは、口の動きが制限されやすくその結果、顔の下半分だけで歌うケースが見受けられます。
マスク着用での練習に慣れる一方、家では下記ポイントに留意しながら、マスクを外しての練習もぜひ取り入れてください。
<チェックポイント>
表情筋を使う/口腔内のスペースを広く保つ(→クリアな母音に)/
高いポジションで声を響かせる/ブレスを深くとる
記録:本宮廉子(指導者)
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