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執筆者の写真記録:各地指導者、実行委員

4月2日 東京練習内容

久々の広い九段下レクホールでの練習、参加者も多く、本番を想定して前半は第1、 3ステージの通し、 後半は上田先生のご指導で第2ステージの日本の歌を練習しました。 ◆ラテン語による曲集・レクイエム:全曲を通じて言えることを5点まとめます。 1. Soli→Tuttiや パートのかけあい→Tuttiへの切替わりをもっと集中してそ ろえると表現力が格段にアップします。 例)・「1.いのりのとき」【B】→【C】Lacrimae  ・7曲目「Non oblibusco」【C】→【D】Lux aeterna  “L”の子音からピシッと合 わせる意識で。拍頭が8分休符の場合、休符は休みと思わず“L”の準備を。 ・8曲目「Agnus Dei」【F】→【G】Requiem 3拍目から入るという意識ではなく、1 拍目から音楽を自分のものに。 “R”をしっかり発音し、<p>でも芯ある音を。 2. ゆっくりの曲や、平坦なフレーズ、つい歌い上げたくなる旋律のときに遅れ がちです。(特にソプラノ) パートで声を合わせることも大事ですが、耳だけを頼りに歌っていると(特に響く会 場では)わずかな遅れが生じます。 指揮をよく見て歌うこと! 3. 同じ歌詞が繰り返されるとき、1回目とどう音楽が変化しているか(音域や 4声の動きに着目)、そしてどう歌えばよいか考えて歌いましょう。 例)「2.Da pacem」【A】In diebus nostris /「Kyrie」【C】、【D】 4. Cresc.(クレッシェンド)やpoco a poco cresc.を見落とさずに表現して。 (特に音が下降する場合、下3声の同音が続く場合) 例)「Dies irae」【B】、特に【G】、「Lacrimosa」【B】、【D】 5. ソプラノの高めの音、もっとまとまるよう額の延長上に響かせるイメージ で。 ◆「4.Vita gloriosa」【C】ソプラノ 降り注ぐ光をイメージしてやわらかな音色 ◆「5.Pax aeterna」“Pax”“Precor”の“P”が聞こえません。キーワードとなる 大事な言葉がマスクを通してでも伝わるように。 ◆「Sanctus」の“Pleni sunt“も同様。(子音P.Lと母音をわけて発音。日本語に はない感覚なのでの各自発音練習を) 《上田先生からの注意事項》 ★本番まであと1か月です!週一度の練習時だけでなく必ず個人練習して全体練習に のぞんでください。 ★しばらく練習をお休みされていた方は特に、響きの中で歌うことに慣れるように。 ・「さくら」上パート“さくらのはなの”の音程を正確に。 ・「また逢える」・歌がおそくなりやすいので、ピアノの刻みを意識し指揮をよく見 て。 ・18小節のアルト音程注意。(ベースのFをきいて) ・「Dies irae」Sop高音のピッチがばらけやすい。勢いで歌うことなく冷静に。 5月の東京公演は久々の観客を目の前にしての特別なコンサートです。(しかも音響 の優れた紀尾井ホール!) 各自意識を高く持ってのぞみましょう! 次に皆さんとお会いするのは本番前日のリハーサルに。久々のホールでの共演を楽し みにしております。 本宮廉子(指導者)





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