先日は神戸ルミナリエの楽曲コンサートお疲れさまでした。
有料配信による公演でいつもとは異なる緊張感でしたが、数年ぶりのオーケストラ伴
奏は味わい深く、充実した時間でした。
そして先週は、来月の神戸公演に向けて、宇部さん、寺島さんの詩による作品も加え
た多数の曲を練習しました。
◆風のように:フレーズの終わりの“u”母音はまできれいに2声がはもるよう、最
後までよく聴き合いましょう。
◆三陸鉄道が行く:前奏でイメージを切替えてとにかく元気よく!
「とうさんの海」と同じ音色・表情で歌ってはこの曲ならではの面白さがまったく出
ません。
◆また逢える(3曲目):【D】、【E】
裏拍から入る“たしかに”は、おくれずにタイミングよく。
それに続く“聴いた”、“消えかけた”は、言葉の掛け合いがもっと聞こえてくると
よい。
『レクイエム』より
◆3.Dies irae
【B】3拍目から次々入る“Teste David”は、1,2拍の休符で気が緩むことなく緊迫
感を保って。
そして次の4声がそろう”David cum Sibylla“の2小節はもっと重厚に。
【G】上3声は1音1音母音をよく響かせることが大事!8分音符の“solvet”が軽く
ならない。
アルトの4分音符の刻みはとても重要、低音だが1音1音を存在感ある音で踏みしめる
ように。
女声合唱曲
◆しおり:後半(特に【D】以降)まだ音が確実でないところがあるので、各自復習
してください。
この曲に限らずですが、譜面上は8分音符が連なっていても、各音のテンション・
長さは同一ではありません。
文章のまとまりで歌う、助詞の歌い方を工夫する等どの曲においても意識して歌いま
しょう。
記録:本宮廉子(指導者)
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