指導:上田益 ピアノ:ゲイル徳子
NBCアーブホール
13時10分から16時40分まで、20分間おきに7分間の換気をしました。出入り口のドアも開けたままで練習しました。
1; さくら
[A]「ゆきどけのやま」の音程、特に2分音符(シ)をしっかり上げて。続く(かぜのまち)までフレーズは一つだと意識して。2番「C」最初のフレーズも同様に。言葉が遅れないようにテンポに乗って。「さくら さくら」の「ら」が強くならないように。
2; 風のように
様々な解釈バージョンで歌ってみましょうという上田先生のお話で、広島の佐伯先生の解釈バージョンで歌いました。1番の終わり21小節「いたのに」2番の終わり「くやまれて」にrit.をかける歌い方で、[C]は少しテンポを上げての練習でした。
3;Gloria(ミサ•ブレヴィス)
Glo-ri-aの「Gl」を小節頭で発語しないように、出だしの「ド」を母音Oで。Glを付けずにo-ri-a と歌う練習。
[C]66小節 Qui tol-lisの和音の響きを確認。79小節と107小節、言葉(no-bis)は同じでリズムが違うのを確認する。129小節からの最後のAmen,テノールの(ミ)♭からアルトの(ミ)♮の正確な移行で、調和のとれたより綺麗なハーモニーになる。
4;スターバト•マーテル
1, 7ページ41小節アルトのJuxtaから49小節までの段階的なcresc.を旨く調整する。早く強くなり過ぎないように。1番と2番を通しました。
5;レクイエムから
9曲目 [A]の響きを確認。1,と2曲目の通し。Kyrieの[C][D]をもっと弱く歌ってみる。とても綺麗でした。
5,Lacrimosa 40小節guiをクイと歌わないでイの母音で動くようにする為の練習として、[E]を全て母音で歌いました。
6;また逢える
[A]をアカペラで。[B]歌が遅れがちにならぬよう、ピアノの3連符を聴きながらではなく 拍を持って歌う。[C]は差程速くないテンポで進む。
[G][H][I]はTempo primoというより、始まりのテンポより遅い感じで。[J]は更にテンポを落として丁寧に。
7;あの日
初めから[G]までの譜読みでした。
譜読みはそれ程難しくないけれど、仕上げるまでの難しさは今までとは異なるものがありますよ という上田先生のお話がありました。
詩を書かれた寺島英弥氏のプロフィールとか詩の背景にあるもの等の紹介をして下さいました。
まずは しっかりと音取りをしなければと思います。
記録:ゲイル徳子(ピアニスト)
12月13日 長崎練習内容
更新日:2020年12月21日
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