全体的に、どの曲においても、フレーズを大きく捉えるように、という佐伯先生からのお願いがありました。
【Gloria】 Gloriaの「o」が拍頭に来るように、しっかり準備して歌い出しましょう。「Gl」を言わず、拍頭に「o」だけを言う練習をして、次に「Gl」をつけて「o」が拍頭に来るよう歌ってみましょう。早めの発音を心がけることがポイントです。
【Stabat Mater dolorosa】 歌詞の意味を考えながら歌う。例えば、Filius(我が子、息子という意味)を、やや重ために、大切に歌うようにしましょう。
【Cujus animam gementem】 語尾のsのタイミングを揃える。 細かいタイミングを合わせる。
【Cum Vitam sentio】 テンポに乗り遅れないように。流れに乗るように。
【海神に守られて】 ピアノの三連符につられて遅くならないようにしましょう。 「めぐってきても」は歌い終わった後、ピアノにバトンを渡すので、余韻を感じて歌って、ブツッと切れないように。 「とかしても」の「し」は無声音でお願いします。
【天と地と海と】 練習番号「D」は、は行をしっかり聴かせるように発音しましょう。拍頭の8分休符はブレスをすると次の拍が遅れるので、前の小節でブレスをして準備をして遅れないように。ここでも、は行、さ行の発音しっかり立てて歌いましょう。 男声「そのこえは」を一つずつ区切って歌わないように。大きなフレーズを感じながら歌いましょう。 練習番号JからKに入ったら、テンポを戻しますので、ゆっくりしたまま歌わないように。
【さくら】 「かぜのまち」の「ち」最後の和音だけは、外さない。特にソプラノ。
【風のように】 広島バージョンは、佐伯先生の指揮をしっかり見て歌いましょう。どの地域でも歌えるように、柔軟に。言葉を美しく発音できるように、意味を大切に。
【あの日】 詩を歌うという意識を強く持って取り組みましょう。
【また逢える】 少しずつ落ち着いて歌えるようになってきています。詩を何度も読みましょう。音が下がりやすいパターンがあるので、早めにチェックして、下げない意識をして歌うことが大事です。他のパートの音も聴かれるゆとりが出るよう、耳と心に音楽を馴染ませていきましょう。 元気でいましょう。元気でいたら、共に歌えます。各地のZoom中継を是非見てくださいね!とても良い刺激を受けますよ!よろしくお願い致します。
記録:大島久美子(ボイストレーナー)
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