指導:眞木喜規 ピアノ林 葉子 体操と発声の後「また逢える」の30小節から50小節までをアカペラで音の確認をしました。
皆さんよく譜読みを頑張っていらっしゃるのがわかりました。 その後、「ねえ、みて」「風のように」「村の子」「海女のうた」をピアノと練習しました。
「ねえ、みて」は最初の『ねえ』も『みて』も語尾の方が大きくて伸びてしまうといやらしいので語尾を軽くする様に、また『そらのあおさを』の『あ』を目指してそこにフレーズの重心を合わせて歌う様に伝えました。
いずれの曲も全部の音符をそれぞれ踏みしめてしまうために遅れぎみになり、言葉の区切りも明確にならなかったので、フレーズとその目指す場所がどこにあるのか、そして言葉の頭を明確にして歌う様にすると音楽のフレーズも言葉の表情もクリアになっていきました。「海女のうた」はしゃべる所と大漁唄の大きな歌うフレーズとを歌い分けてみましょうとお伝えしました。
休憩後「碧の子守唄」と「走れ三陸鉄道」を練習。 「走れ三陸鉄道」はCの『なぐさめはげまし』とHの『リレーがここから』の箇所が音域が低くなるけれど、次のフレーズから盛り上げて行くテンションがここで落ちないようにしたいところです。
休憩後「海神に守られて」「天と地と海と」を練習しました。 「海神~」は冒頭、伴奏の三連符を聴きすぎるとゆっくりになってしまう傾向があり、そこを注意。
その後「また逢える」をピアノと共に練習。この曲は新曲ということもあり表情などの細かい所は別としてとてもよく練習して頂いている感じでした。
最後はミサからGloria、「祈りのとき」とSalve Regina、RequiemからLacrimosa。 「祈りのとき」とSalveは仙台では歌わない箇所を確認しました。
今回感じたのは仙台も直前でしたが、仙台には参加されない皆さんも含め、なかなか練習の時間も十分で無い中で、各地での演奏会に参加されるため、おうちでよく練習してくださっているのではないかと感じました。 ありがとうございます。
記録:眞木喜規(指導者)
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