当面、ミサ・ブレヴィス、スターバト・マーテル、レクイエムの楽譜を持参。しっかり音取りから取り組みます。
特にラテン語の発音を今一度
【Gloria】 発音指導から。
「si」は日本語の「し」にならないように。できれば、カタカナを書かないで、原語のまま読めるように心がけましょう。「sci」は「シ」と発音します。
「Gloria」は、「o」が拍頭に来るように「gl」を早めに発音。
「gratias」は「グラツィアス」と発音します。「グラチアス」と発音してはなりません。
「ti」の次に母音が来る場合は「ツィ」という発音になります。
「ン」の発音は種々ありますが、きちんと使い分けられるようにしましょう。
「Qui」は、「i」が強母音になり、できるだけ素早く発音しましょう。「くい」と分けて発音をしないよう、「クゥイ」を素早く発音します。
「u」は全て深く発音します。浅い日本語のウにならないように。
「Jesu Christe」と「Dei Patris」は絶対に間で切らないで、一息で歌いましょう。
「Amen」の語尾、「n、ヌ」を意識するように歌いましょう。
【Kyrie】
p.4 真ん中の段後半(eleison)は、モタモタしないよう、前に前に進む意識を持つ。アルトは出だしの鍵を握るので、しっかり歌い始めましょう。
「Christe」と二重子音があるので早めに発音する。母音が拍頭に来るように。
【Credo】 ん、30点。がんばりんさいよ、と。広島はなんとしてもCredoをやりましょう。
【Sanctus et Benedictus】 通しました。
【Agnus Dei】 通しました。 しっかりと発音に時間をかけました。これを機に、言語で読むようチャレンジして頂けたらと思います。佐伯先生のご指導があれば、できるようになると思います。是非一緒にチャレンジしましょう!
次回からは、ミサ・ブレヴィスを少しずつ完成度を上げていく練習をして、スターバト・マーテル、レクイエムそれぞれ歌い込んで行こうと思います。今のうちにできることをしておきたいと、佐伯先生が仰っていました。 丁寧に譜読みをするチャンスです!
記録:大島久美子(ボイストレーナー)
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