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執筆者の写真記録:各地指導者、実行委員

1月29日 広島練習内容

【遥かなる海へ】

佐伯先生より。

とにかく音読してほしい。流れを掴み、音読する癖をつけて、歌に表現を反映させてほしい。ちゃんと心を込めた音読を心がけてください。


・若夏に思う


伊波さんのお祖父様のことを思って書かれています。あったこと、を歌っているということを胸に留めて歌いましょう。


「若夏」の「わ」は同じ音で出ています。揃えましょう。発音としては、「wa」なので、「w」を早めに準備して、「a」が拍頭にくるように。


9小節目、テンポを少し速めるので、指揮に反応しましょう。


10小節目「かなたへ(ブレス)消えていった人の」のブレスの位置を守りましょう。


練習番号B、入りがパート毎にずれて入るので、きちんと入りましょう。22小節目、テノール「たちつくし、みあげるそらに」の「、」の切れ目を入れましょう。


34小節目「たゆとう」と発音します。


36〜37小節目「深く深い海の底へ(ブレス)沈んでいった子の」のブレスの位置と、テンポが速くなることをしっかり確認しましょう。


50小節目テノール「見下ろす、海に」、切れ目を入れます。


51小節目「声なき」の前でブレス。


59小節目「抱いて(ブレス)祈り続ける」


62小節目、女声のみになりますが、明るくなりすぎたり、単調にならないように。


66小節目男声「ええで!」よく揃っています。鼻濁音もできています!素晴らしい。


69小節目、「指揮を見て」テンポを確認して歌い始めましょう。


77小節目以降「安らかであれと」は休符があっても、ひと息で歌います。


81小節目、「その日まで」の「で」は膨らまさない。そのまま自然に消えていく。


・悲しみの太陽


休符という休符でブレスをしないように。フレーズを考えて、ぶつぶつ切らないようにしましょう。


7小節目、「長い戦が終わりを告げた日」の「終わり」の入り方が詰まってしまうので、正しいリズムで入りましょう。


12小節目の「目に映る全てが」の「目に」の入り、37小節目「古城へ続く」の「続く」入り、40小節目「松並木」の「松」の入り、52小節目「込めて」の入りなど、苦手パターンが決まっているので、気をつけましょう。


17小節目、「変わっていた」の「た」が強いと「行った」に聞こえるので意味を考えながら歌いましょう。


練習番号B、「長い戦が」の「が」についているスタッカートは、投げ捨てろという指示ではないので、歌い方の研究が必要。「すべてが」の「が」は鼻濁音。投げ捨てないでください。


39小節目、「樹齢」の「れい」、「赤瓦」の「わら」のリズムが伸びて遅れがちになるので注意。


46〜48小節目「三振の調べ溶けゆく平和な島」は、ひと息。途中でぶつぶつ切らない。


47小節目「三線の調べ」の「べ」、53小節目の「鮮やかに」の「かに」、投げ捨てない。


62〜64小節目の「ああ、ああ」が嬉しそうに聞こえるので、虚しさをしっかり響かせて歌おう。


73小節目「もう、もう」はノンブレス、74小節目の4拍目の前でブレスをするように。「もう、もう(ブレス)もう」になります。


・遠き子守歌


最初「焼け残った」は小さな「ぃ」から入りましょう。「ぃ焼け残った」と歌います。「ぃやあけ」の「あ」が拍頭に来るように。


15小節目ピアノ伴奏部分、3拍目、4拍目をaccelerandoで駆け上がり、p.30あたりからテンポが戻るので時期を見ます。


練習番号E、美しい虹を描いてください。


練習番号F、テンポが少し速くなるので、指揮を見て確認しましょう。


「ヨイシーヨイシー泣くなよ」の繰り返しは、3回目だけ少し強め(mp)に、あとは、みんなで静かにpで歌いましょう。



・祈りの朝に


とにかく歌詞をよく読んで、フレーズを長く流れを感じるように。


ピアノが弾き終わったら、勝手に入らず、指揮を見て入りましょう。あくまでも、指揮者のテンポで歌うのを忘れないように。p.41下の段、少し前向きなテンポになります。


練習番号D、鼻濁音をしっかり響かせて。


62小節目「あるいは」、72小節目「あるいは」、それぞれ違う表現なので、同じ音、同じ歌詞だからといって[同じように平たく歌わない]ように。62小節目の「あるいは」は開かれたイメージ、72小節目「あるいは」は、優しいイメージで。でも、ここは遅くならないように。


練習番号H、粘っこくならないように。希望を持って歌いたいので、あまりたらたら歌わない。歌詞を読めば理解できるはずなので、平仮名の記号を歌わないようにしましょう。


次回「三陸鉄道が行く」を練習しますので、お忘れなく。


男声 雪の村

女声 みんながおおきくみえるひ

男声 村の子

女声 海女のうた

女声 胡桃の木の下で

混声 とうさんの海

混声 三陸鉄道が行く


で歌いますよー!「とうさんの海」のみ、混声版(「ふるさとのうた、いのちのうた」)の楽譜を使います。終曲の「三陸鉄道が行く」は女声版の楽譜を使って混声で歌います。


今後、練習する曲たちが入っている本↓


・遥かなる海へ

・いのりのとき

・ミサブレヴィス

・三陸鉄道が行く

・今この時を

・こころのアルバム

・ふるさとのうた、いのちのうた



記録:大島久美子(ボイストレーナー)




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