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執筆者の写真記録:各地指導者、実行委員

1月15日 東京練習内容

神戸公演に向けて下記の作品を1曲1曲なるべく通す形で練習しまし た。 ◆さくら:歌い出しの“は”の母音がわずかにおくれやすいのでタイミングと音色を 気をつけましょう。サビ部分のさくらの“S”のタイミングもそろえて。 ◆風のように:48小節、伴奏の刻みが消えた瞬間にテンポ感がまちまちになり“やさ しく”の入りが曖昧に(前回も指摘)、ritは49小節に入ってから。自分のテンポに ならずに指揮を見て! ◇碧の子守唄:初めの女声“ねんねんころり”、きれいに声がまとまってよかったで す。 一方、次の17小節からは男声も加わり音楽の幅が増していくのをもっと感じて。初め の4小節とは違う息づかいで、大きなフレーズ感をもって歌いましょう。 ◆海神に守られて:61小節“さざ波をわけて”、Sop、Tenともに音域の影響か歌い出 しから大きくなりがち。 語尾の長く伸ばす音でcresc.が効かせられるよう余力をもって歌い、次の小節で頂点 に。(26小節~も同様) ◆Gloria:歌い出す前の1小節間で深いブレスをとること!3拍目のピアノ伴奏から音 楽がスタートと思っていては“Glo”で十分な音を響かせられません ◆『レクイエム』より1.2.5.9.10 1番:【D】冒頭と同じく3回繰り返される“Requiem”~“aeternam”までテンショ ンを保って(休符で抜けない)。 5番:冒頭の4小節、【D】、【E】部分ともにていねいによく歌えていました。Sopは 人数が多いので常にバランスには注意して (レクイエム9番以降は上田先生のご指導) 10番:“Lux”の8分音符が短くなりやすい→母音の長さをちゃんと保って。  【E】単語ごとに切れ切れにならず母音をつなぐイメージで。  【C】男声Sanctus(テナー)~spes(バス)への橋渡しを美しく。テナーは2度の 音程に注意、バスはここだけ音色が鋭く突出していたので柔らかな音色で。 ◆Stabat Mater1.2.6 全体的に言葉がシラブル毎に途切れやすい傾向あり。母音をつなげるイメージをもっ て歌いましょう。(ex.Per-trans-i-vit) 1番:42小節~のcresc.は4小節かけて”Dum“に向かって徐々に。各パートとも音 域が高めの44小節で既にフォルテになっているが頂点は46小節目! 6番:“Vita(いのち)”の“V”(摩擦音)と“b”(破裂音)の子音をちゃんと歌 い分けて。また男声は<i>の母音が鋭くなりすぎないように。(本宮より) ◆『いつか逢える』より1.3.だいぶ流れがつかめてきました 1.あの日:【F】cresc.のかけすぎに注意!(特に男声) ひとくちにcresc.といっても、全体の曲想や歌詞の内容によってかけ方は様々。詩と 曲調から判断すること。この部分は次の“さがす”につなぐcresc.と思って。 神保町の須賀スタジオは九段のような広さはないものの雰囲気がよく響きもいい会場 でした。 こうして練習が続けられることに感謝します。今後も気をつけて練習に臨んでいきま しょう。 記録:本宮廉子(指導者)



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